─ 看板から漢字を学ぶ小2娘の“言葉の世界”が面白い ─
子どもの学びは、机の上だけでなく、日常のあちこちに転がっています。
うちの娘は街を歩くときに看板を読むのが習慣。
先日も「不動産」や「薬局」の看板を見て、思いがけない発想を口にしました。
■ 「不動産」の“産”から広がる娘の発想
「不動産」の看板を指さして娘が言ったのは、
「この最後の漢字に“まれる”をつけたら“産まれる”って読むんだよね?」
という一言。
漢字の形や意味を日常の言葉と結びつけて考える姿に、思わず笑ってしまいました。
“産”の意味を感覚的に理解しているからこその発想。
こういう気づきって、大人には出てこない視点です。
■ 「薬は楽しくないのに?」という素朴な疑問
次に「薬局」の看板を見ると、娘がまた聞いてきました。
「なんで“楽しい”に草をつけたら“薬”になるの?薬は楽しくないよね?」
確かに、子どもからすると不思議ですよね。
そこで夫が横から説明しました。
「“楽”には“楽しい”だけじゃなくて、“ラク”という意味もあるんだよ。
昔は草から薬を作っていたから、草かんむり+楽で“薬”という漢字になったんだって。」
娘は「へぇ〜!」と目を丸くしていました。
こういう“知識の橋渡し”ができる瞬間、親としてもちょっと嬉しい時間です。
■ 漢字は「形 × 意味」の世界
漢字には
-
形そのものに意味があるもの
-
意味と成り立ちが結びつかないもの
-
音から作られたもの
などいくつか種類があります。
娘の素朴な疑問は、
“漢字ってどうやってできたの?”
という言葉の世界を探るきっかけになっています。
■ 日常には学びが広がっている
看板から漢字を学ぶ娘を見ていると、
-
街を歩く
-
会話する
-
気になった言葉を見る
ただそれだけで学びがどんどん連鎖していくことに気づきます。
机の上の勉強以上に、
「気づく → 考える」の循環が育つ瞬間かもしれません。
■ おわりに
娘のユニークな発想に、私自身も気づかされることがたくさんあります。
「子どもの好奇心って面白い!」と思っていただけたら、
ぜひ応援クリックしてもらえると嬉しいです。
あなたの1クリックが、次の“好奇心エピソード”を書く励みになります😊
「娘の好奇心シリーズ」もぜひご覧ください👇
子どものなんで?に答える図鑑はこちら
好奇心旺盛な娘がハマった理科の実験本はこちら