✅はじめに
小2の冬休み、こんな悩みはありませんか。
• 漢字を覚えたのにすぐ忘れる
• 計算を昨日できたのに今日できない
• 音読はできるけど、内容が頭に残らない
• 家庭学習が5分しか続かない
実はこれらは 子どもの能力ではなく、脳の仕組み(忘却曲線) が原因です。
冬休みは時間がある分、
忘却曲線に沿った復習を取り入れる絶好のチャンス。
この記事では、小2の家庭学習に特化した
✅ 忘れにくくなる学習法
✅ 冬休みの具体的スケジュール
を紹介します。
👉冬休みの生活リズムが崩れないコツ
✅小2が「すぐ忘れる」理由|忘却曲線とは?
忘却曲線とは?
• ドイツの心理学者エビングハウスが発見
• 人は20分後に40%、1日後に70%、1週間後に80%忘れる
• 小学生は特に短期記憶が抜けやすい
つまり、
覚えた直後に復習 → 翌日 → 3日後 → 1週間後
の流れが最も効果的。
小2のよくある“忘れる悩み”
• 漢字の形は覚えても、へん・つくりを逆に書く
• くり上がり・くり下がりが安定しない
• 文章題になると急にできなくなる
• 音読はできるけど内容が理解できていない
• 家庭学習が続かない
これらは 忘却曲線に沿った復習 で改善できます。
冬休みに最適!小2向け「忘れない学習スケジュール」
冬休みは2〜3週間あるため、
弱点の洗い出し → 忘却曲線復習 → 定着
の流れが作りやすい。
✅ステップ1:冬休み最初の3日で「弱点を見つける」
やること
• 2学期の漢字テストを見返す
• 間違えた漢字を10〜15個ピックアップ
• 計算は「くり上がり・くり下がり」「文章題」でつまずいた問題を選ぶ
• 音読は読み飛ばしが多いページをチェック
→ 冬休みは 弱点だけに絞る のが成功のコツ。
✅ステップ2:冬休み中盤(1〜2週間)で忘却曲線復習
以下は 小2が無理なく続けられる超具体的スケジュール。
✅Day1(冬休み初日)
• 弱点漢字10個を1回ずつ
• 計算は間違えた3問
• 音読は1ページ+内容質問(例:主人公は何をした?)
✅Day2(翌日)
• 昨日の漢字10個をもう一度
• 計算は同じ3問
• 音読は同じページ(読み飛ばしチェック)
✅Day4(3日後)
• 漢字10個をテスト形式
• 書けなかった漢字だけ3回
• 計算はくり上がり・くり下がり5分
• 音読は別ページ
✅Day7(1週間後)
• 書けなかった漢字だけ復習
• 計算は文章題1問
• 音読は内容説明(要約できるか)
✅ステップ3:冬休み終盤(10〜14日目)で総復習
Day10〜12
• 弱点漢字をまとめて復習
• 計算は苦手パターンだけ(例:7+5、13−7)
• 音読は好きな話で理解チェック
Day14(冬休み最終日)
• 漢字ミニテスト
• 計算は文章題1問+計算5問
• 音読は1ページ
• 「できたこと」を親子で確認して終了
👉忘却曲線に合わせて自動で復習してくれる通信教育
✅小2が続けやすい家庭学習の工夫
1日10〜20分でOK
短い方が続く。
シール表で見える化
達成感が出て、自分からやるようになる。
親の声かけ
• 「間違えたところが伸びるポイント」
• 「昨日よりできてるね」
→ 小2は“気持ちのスイッチ”がすべて。
✅まとめ|冬休みは「忘れにくい脳」を作るチャンス
冬休みは、
弱点を見つけて → 忘れる前に復習 → 1週間後にもう一度
これだけで定着力が大きく変わります。
漢字も計算も、
「やってもすぐ忘れる…」から
「覚えてる!できる!」に変わる冬休みにしましょう。
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👉冬休みにおすすめ本10選