「暑くなったから咲く」と思っていた娘が、授業のあとに言った一言
「アサガオは、どうして夏に花が咲くと思う?」
ある日の理科の授業で、先生がこんな問いかけをしました。
娘は少し考えて、
「暑くなったからじゃない?モンシロチョウも暖かくなると羽化するから、花も暑くなったら咲くんじゃない?」
と答えていました。
これまで見たり、調べたりしてきたことを思い出しながら、自分なりに理由を考えていたようです。
私も「なるほど、そう考えたんだ」と聞いていました。
ところが授業を見進めると、アサガオは気温だけではなく、夜の長さが変わることも花を咲かせるきっかけになると知ります。
その瞬間、娘が驚いたように言いました。
「えー!いちごみたいだね。いちごも冬の時間が大事だもんね。」
その一言を聞いて、私は思わず「そう来たか」と驚きました。
以前、いちごに育てたとき、「寒い時期を経験すると花が咲きやすくなる」という話を知った娘は、新しく学んだアサガオの話と自然につなげていたのです。
私は、この一言がとても印象に残りました。
知識を一つ覚えたというより、「知っていること」と「新しく学んだこと」が娘の中で結び付いた瞬間だったからです。
「覚えた」ではなく、「つながった」
理科というと、「植物の名前を覚える」「実験結果を暗記する」というイメージを持つ方もいるかもしれません。
でも、本来の理科は、
「どうしてだろう?」
と予想し、
結果を知り、
自分が知っていることと結び付けながら理解を深めていく教科です。
娘も最初は、「暑くなったから咲く」と考えていました。
それは間違いではなく、これまでの経験から導き出した答えです。
だからこそ、新しい事実を知ったときに、
「いちごと似ている!」
という新しい発見につながったのだと思います。
授業が終わっても、学びは続いていた
授業が終わったあとも、娘は話を続けていました。
「他の花も夜の長さが関係あるのかな?」
「昼が長い方が咲く花もあるのかな?」
一つの授業が終わっただけなのに、新しい疑問がどんどん生まれてきます。
わが家では、こういうときはすぐに答えを教えません。
「どう思う?」
「図鑑で調べてみようか。」
そんな会話をしながら、一緒に考える時間を楽しんでいます。
授業が終わってからも「もっと知りたい」が続くことが、理科の面白さなのかもしれません。
「考える授業」が印象的だった
このやり取りは、わが家で受講している東進オンライン小学校の小3理科での出来事です。
印象に残ったのは、知識を一方的に教える授業ではなく、最初に「どう思う?」と問いかけがあることでした。
子どもはまず自分で考え、予想し、そのあとで理由を知ります。
だから、「なるほど」で終わるのではなく、
「前に調べたことと同じだ。」
「これは違うんだ。」
と、自分の中で知識を整理しながら学べるように感じました。
娘が「いちごみたいだね。」と話した姿を見て、知識を覚えたというより、知識がつながる授業なんだなと感じています。
理科は、子どもの「なんで?」を育ててくれる
私は、理科が好きな子は、「たくさん知っている子」ではなく、「もっと知りたい」と思える子なのではないかと思っています。
今回の授業でも、一つの疑問から新しい疑問が生まれ、授業が終わっても親子の会話が続きました。
そんな時間が、少しずつ「自分で考える力」につながっていくのかもしれません。
東進オンライン小学校の理科を見ていて、私が一番魅力を感じたのは、知識を増やすことよりも、「考えることが楽しい」と思える授業だったことです。
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